DAILY SHORT COLUMNS - Daily Business -

 
2002.10.31 深い失望感・・・
どんな対策であれ実行すべし・続編

今朝のTVニュースで竹中経済改革案が最終的にまとまったと報道されていました。

以前のこのショートビジネスコラムで、竹中経済財政相に金融相を兼務させた小泉改造内閣の今回の試みに期待を寄せている旨をとりあげましたが、このところのすったもんだの挙句に結局のところは腰砕け、既得権者達の圧力に完全に屈した骨抜きの改革案には深く失望してしまいました。

毎度のパターンとは言えども、竹中氏は久しぶりに方法論が示せる政治家であると、そして少なくとも彼が本気で信じる改革案を断行しようと努力をしていた姿勢は伝わってきていましたし、小泉首相も田中真紀子前大臣の更迭の件で懲りたであろうこと、そしてこれ以上無策の掛け声船頭内閣の継続が困難であることの最低限の自覚はあるであろうことに期待をしたのですが・・・。

経済改革案の内容についてもさることながら、最も深い失望を覚えたのは、竹中氏と小泉首相の談話についてです。それでも竹中氏の表情からは無念さを感じてとることができましたが、小泉首相の手放しで評価しているかのような毎度の発言には、腹立たしさすら覚えてしまいました。(続く)


2002.10.30

たかがパソコン、されどパソコンVol.12(Business & Life共通)

それ以来今日に至るまで、知識と技術の向上とは正反するかのように、私のコンピューティング環境はダウンサイジングを続け、常時携行するA4サイズのバッグ一つにきっちりと納まってしまうまでになりました。

バッグの中身は、ざっと以下のようなものです。

・B5サイズのラップトップPC一台
・ACコード

・USB外付けHDD
・USBケーブル

・PDA一台
・データシンクロ&バッテリーチャージャーモバイルケーブル
・PDA用モバイル折り畳みキーボード

・イヤホン
・USBクリップライト
・USB・LANアダプター
・LANコード
・モジュラーコード
・USB携帯ケーブル
・携帯電話バッテリーチャージャーコード

・デジタルカメラ
・スマートメディアPCカードアダプター
・バッテリーチャージャー
・スペアバッテリー
(続く)


2002.10.29

たかがパソコン、されどパソコンVol.11(Business & Life共通)

さらにインストールする各種アプリケーションの費用は本体価格を上回っていましたし、それらも台数分必要になります。特にデスクトップ3台にインストールしていた当時のレイアウトアプリケーションは、1ライセンス250万円を超えていましたし、フォントもまだ非常に高価でした。

その他最も高価な単体でも800万円を超えるカラーコピー機をベースとするパソコンから出入力をモニターコントロールできるシステムをはじめとする各種周辺機器まで含めると、総額約2500万円にものぼる投資となってしまったのです。

それがどうでしょう・・・、今であれば機能的にその当時の水準と同様の、あるいは上回るコンピューティング環境が何分の1のコストで構築できてしまうでしょうか。いつの時代にもどの業界でも同様と言ってしまえばそれまでのことですが、それにしても馬鹿げた過剰投資であったと、私の苦い思い出の一つになりました。

いずれにせよ、これだけのソフトウェアとハードウェアです。昨今の私のポータブル環境からは想像もできないほど、当時のデスク周りは様々な機器と配線に溢れていました。(続く)


2002.10.28

たかがパソコン、されどパソコンVol.10(Business & Life共通)

ちょうどその当時は、徐々にそういったー連の作業をコンピューター上で一環して行うようなDTP(デスクトップパブリッシング)が一般に浸透し始めた頃で、そうしたデザインおよび印刷の分野ではmacintoshが先行していたため、デザイン事務所の立ち上げ時に相当に思い切ったIT関連投資をしたのです。

今でこそDTPは広く業界に浸透し、Windows他のOS環境にも完全に定着しましたが、まだその当時は、パソコン本体も周辺機器もまだとても高価でしたし、各種DTP関連アプリケーションの完成度も現在からは程遠い低水準に留まっていました。

私よりもずっと古くからのMacユーザーの方々からすれば、驚くに値しないことかもしれませんが、当時先端のデスクトップが21インチモニターと合わせて60万円以上、ラップトップは80万円強という価格だったと記憶しています。

直接デザインに携わるスタッフ3名分のデスクトップとラップトップ、その他営業と事務スタッフ用3名のラップトップだけでも、合計700万円近くに及びました。(続く)


2002.10.26

たかがパソコン、されどパソコンVol.9(Business & Life共通)

最小限の機能的で安全かつコンパクトな環境を如何に構築していくかということの日々試行錯誤を重ねた結果、現状の私のコンピューティング環境ができあがってきました。

もう私自身の用途としてはラップトップタイプのパソコンしか使用しなくなって久しいのですが、私もパソコンに触れるようになった当初はデスクトップタイプを使用していました。

当時の私のデスク周りは、現在からは想像もできないほどの大きく重い様々な機器で溢れ返っていたものでした。

私とパソコンとの出会いは、私が仲間と共同経営でデザイン事務所を興した10年ほど以前に遡ります。

その頃までのデザインの現場では、例えばポスターやカタログなどの制作の場合、グラフィックデザイナーが写植を切ったり貼ったり、イラストや写真の位置やサイズ、個々の色指定などをしながら全体のレイアウトをするといったような完全手作業が主流でした。(続く)


2002.10.22

たかがパソコン、されどパソコンVol.8(Business & Life共通)

また、普段のその時々の必要性に応じて、いちいち新たなソフトウェアーやハードウェアーを追加していたのでは、あっという間にコンピューティング環境は肥大化してしまい、システムは複雑化し、デスク周りも機器や配線で溢れ返ってしまいます。

私の場合は、ノートPCをメインとして常時携行していますが、それでも必要に応じて機器を買い揃えていたのでは、荷物が際限なく肥大化重量化していってしまうことになります。

また、パソコンは数年で、というよりも数ヶ月ですぐに陳腐化してしまいますし、常に最新の環境をなどと考え始めたらまさにきりがありません。

オペーレーションシステム自体も試行錯誤の発展途上にありますから、定期的にアップグレードされます。OSをアップグレードすれば、それに応じて使用アプリケーションのバージョンアップも考慮していかねばなりませんし、テクニカルな面でもコスト面でも相当な負担を強いられることになります。またベンダーの開発中止や倒産などにより、愛用のアプリケーションが使用できなくなるようなリスクもあります。(続く)


2002.10.20

たかがパソコン、されどパソコンVol.7(Business & Life共通)

昨今パソコンのCPUは日進月歩で進化を続け、搭載可能なメモリもギガヘルツの水準に達し、その処理能力は飛躍的に高速化したと言われます。

もちろん日々のアプリケーションレベルでの作業という視点においては、もはや充分過ぎるほどの水準に達していますが、メンテナンスレベルにおいてはまだまだ私はストレスを感じています。フリーズ時のシステム修復、ディスクスキャンやデフラグ、ファイルコピーやバックアップなどという作業に関してです。

もちろんパソコン本体の問題だけではなく、例えば使用する外付けハードディスクの回転数や接続形式の違いなど、様々な要因にも依存する総合的な結果が実際の体感速度であるわけですし、それにハードウェアーが進歩しても通信回線が細ければ他者とのファイルのやりとりのうえではまったく意味を成しません。

最近では、光ファイバーすらも一般家庭に浸透を始めていますが、こうしたブロードバンドにインターネット全体が広く転換していかない限りは、ハードウェアーの進歩もローカルレベルで活用されるだけの域から脱却できません。(続く)


2002.10.17

どんな対策であれ実行すべし Vol.8

そんな昨今の社会情勢の下、政策の立案と実施の立場にある政治家と官僚は、私達の戯れ言になど因われることなく、自分達の信じる道を突き進んでいってもらいたいと思うのです。

とかく何もしようとしない、これまでの慣習から脱却できず前例のないことには手を出さない、また責任が問われるような矢面には決して立とうとはしない安定志向に支配され、自らの立場や利益を護ることしか眼中にないような政治家や役人達が大多数を占める現況においては、自らの考えを主張し、何かを実行しようとすることだけでも、その内容はさておき大きな評価に値すると私は思います。

何もしないで報酬を受け取るだけの政治家や役人には、何らの存在価値もありません。政策を立案するのが官僚の、そして実行するのが政治家の役割なのですから、彼らにはまずは自らの責務を果たしてほしいものです。

そして私達一般国民も、体制への依頼心を棄てて自らの主張を確立し、物事の真偽や本質を見極めることで、公正かつ公平の基準に沿わない存在を淘汰していくことができますし、自立心と自尊心が、私達自身を救うことができるのです。


2002.10.16

どんな対策であれ実行すべし Vol.7

逆を返せば私達の経済社会は、どこでどんな方策に何者が打って出ようと、大小影響は与えられたとしても、決定付け運命付けることなどもはや不可能なほどに多様化肥大化してしまっています。

「小泉さん何とかして!」、「竹中さんには何の方策もない・・・」などという巷の声を耳にすると、私は『自らの身と生活は自ら守れ!』、『代案なしに他人を非難するな!』と言いたくなります。そもそも政府が自らを護ってくれる何とかしてくれるなどという発想自体がおかしいのです。どんなことをどんなふうに実行してほしいのかを示したところでなかなか意見は届かないのに、意見を示さずして誰が自主的積極的に私達の都合を考慮して望むものを与えてくれるでしょうか・・・。

私達日本人が忘れ去ってしまって久しい、自らの目で物事を見据え、自らの頭で考え、自らの責任で判断していくことなくして、事態はたとえ変化することはあっても好転してゆく可能性はほとんどありません。残念ながら私達一般国民のほとんどはそうした事実に目を背けて、ただ愚痴を並べるだけで漫然と時を過ごしているにすぎません。(続く)


2002.10.15

どんな対策であれ実行すべし Vol.6

また先日報道番組で竹中氏が、「TOO BIG TO FAILの発想はないと発言したことは一般論としてだった・・・」云々と言い訳をしていました。

これからの時代における経済の本質は、「TOO BIG IS THE WORST」なのだと私は思います。経営破綻しつつある大企業の解体と再生にこそ大きな経済効果が期待できるのですし、ひいては昨今の生き残りをかけた大企業同志の形振り構わぬ統廃合に歯止めをかけるべく規制をかけるくらいの思い切った大改革に着手してほしいと思うのです。

発足以来大言をほとんど具現化できないでいる小泉政権にとっては、今こそ真価を発揮せんとする最後の?チャンス、何もせずして退場させられるより、大失策で歴史に名を残す覚悟で臨めば必ず道は開けてくると、私は心から応援したい気持ちです。

もはや私達の経済社会は、一人歩きを始めて久しく、世界のどこにも経済社会全体を単独で管理しうる存在などありはしません。(続く)


2002.10.14

どんな対策であれ実行すべし Vol.5

代案を示すことができない、そして責任の矢面に立つ勇気もなく、批判と中傷ばかりの野党、自らの立場と権利に固執することしかできない財界人、過去の蓄積から脱却できず未来への仮説も立てられない知識文化人、そして目先の成果だけで支持したり離れたりの私達一般国民の愚痴や中傷に過ぎない戯言など無視してしまうくらいの気概を持って、竹中平蔵・経済財政相に金融相を兼務させた小泉改造内閣には信じる改革を断行してもらいたいものです。

このまま何もしないで全員が飢え死んでしまったり、突然の嵐で沈没してしまうよりは、行き先がどこであれ航路がどうであれ、その先にどんな障害が待ち受けているとしても、船を前に進めるべきだと思うのです。

失敗したところであきらめなければまた次の方法につながっていきます。行動しなければ何も起きませんし、事態は日々悪化はしても改善されていくことなどありえないのです。何より国民に選ばれて現職に就いているのですから、恐れることなど何もありません。(続く)


2002.10.12

たかがパソコン、されどパソコンVol.6(Business & Life共通)

クライアントから報酬をいただく専門家としての立場で、まさか機器の不良やデータの消失などで業務に支障をきたすような恥ずかしい真似などできませんから、一つの環境に対して予備を含めた最低2台のマシンが必要になりますし、日々のバックアップも異なるディスクやメディアに最低限2部は必要になりますから、その日その日の作業終了後のルーティーン化したメンテナンスやバックアップに要する時間と手間が本当に馬鹿にならないのです。

そうした日々のバックアップを自動化したり、ミラーリングディスクといったパソコン本体のハードディスクにデータを保存すると同時に別のディスクにバックアップコピーを作成してくれるようなツールやシステムも存在していますが、それ相応の費用がかかってしまいますし、一つのポリシーあるいはテーマとして必要最小限のコンピューティングシステム構築を目指していることもあって、特別なアプリケーションや機器は極力使わないようにしています。(続く)


2002.10.11

どんな対策であれ実行すべし Vol.4

小泉内閣が提唱してきた経済構造改革は、これまでその道筋も落としどころもほとんど明確にされず、掛け声ばかりの船長の下で,今後日本丸は何処に向かおうとしているのかすらも乗員である私達には判りませんでしたが、このところでようやく迎う方角だけは次第にはっきりしてきたような感があります。

この船旅を続けるにあたって、その実際の距離も航路も不明、そして充分な装備も持たないまま大海原の航海を続けているわけですから、とても心もとなく感じてしまいます。かといって船長と側近頼りの乗員達と洋上会議を開いたところで何ら代案もなく、このまま洋上に停泊していて全員が飢えて死んでしまったのではもともこもありません。(続く)


2002.10.10B

たかがパソコン、されどパソコンVol.5(Business & Life共通)

昨今パソコンはあらゆる業界の様々な職種の日常業務に浸透しているだけでなく、商取り引きの上でも日々不可欠な存在となりつつありますし、もはや一般的なビジネスの上では必須のツールとなったと言えます。

私の仕事は、主にコンセプトデザイナーとしての提案型トータルビジネスサポートなのですが、通常その一環としてWEBディレクションやWEBデザイン、クライアントのIT環境整備やトラブルシューティングなどの請け負いなども主要業務の一つであるといったように、パソコンがまさに商売道具であるといっても過言ではありません。

プロとして最低限度のプライドという意味からも、自らのビジネスツールであるパソコンについては、周辺機器も含めた機種の選択からシステム構築、運用管理ノウハウの蓄積まで、一貫して細かく注意を払います。ましてや自らの必要範囲を超えて、様々なケースを想定してのクライアントのための快適なコンピューティング環境のテスト構築、様々なアプリケーションやオペレーションシステムの動作確認やらと、パソコンの前でこうした試行錯誤に費やす日々の時間と手間は相当なボリュームに及んでしまいます。(続く)


2002.10.10

どんな対策であれ実行すべし Vol.3

もはや私達の経済社会は、右肩上がりの成長という過去の幻想を捨て去り、成長から成熟に向けての新たな方法論を模索していかない限りは、致命的な破綻への道筋を日々辿っていかざるを得ません。

デフレを主体的に促進し、物価が現状の少なくとも二分の一程度の水準であっても成立しうるような新しい経済構造を再構築していくことが、もはや不可欠であると私は考えています。

そのためには大企業を中心とした事業規模のダウンサイジングと個々の事業毎の分社化、無意味な企業保有の社会への強制的還元の仕組みづくり、通信など事業インフロストラクチャーの低価格化(できれば国有化などによる無料化)、低廉なレンタルもしくはシェアーオフィス施設や実効性のあるベンチャーキャピタル制度の拡充などなど・・・、私達の組織偏重から個人尊重へと移り変わる成熟した経済社会づくりへの発想の転換により、また世界全体における日本の在り様を模索するグローバルな視点によって、初めてドラスティックな本質的経済構造改革が可能になるのです。(続く)


2002.10.09

どんな対策であれ実行すべし Vol.2

結局最終的には公的資金を投入せざるして低迷して久しい昨今の経済状況を打開する方法はないということは、私達の誰もがよく認識しているところです。

あとはその方法論の問題であって、不良銀行への直接投入前提に経営責任を問いただそうとする政府と、債権回収機構を介することで生き残りを図ろうとする銀行幹部とのせめぎ合いがこのところ続いていますが、同じ過ちをもうこれ以上繰り返さないためにも、政府には現方針を死守してもらいたいものです。

それにしても、そろそろ誰かが広く本当のことを言うようにならないものなのだろうかと、つくづく呆れ返ってしまいます。

結局のところ、私達個人の一人一人が、主体的積極的に改革への方法論を考えることなく、第三者や体制任せの依存発想を改めていかない限りは、時の権力者達も誰も自ら貧乏くじを引こうとはしないでしょうし、結局重要な改革は常に先送りされ続け、将来への負のツケを日々増大させていくだけの繰り返しです。(続く)


2002.10.08

どんな対策であれ実行すべし

竹中平蔵・経済財政相に金融相を兼務させた小泉改造内閣の不良債権の抜本処理対策が進行しつつあります。

その後にさらなるデフレが付いてくるのは自明の経済の論理ですし、そうなれば、バブル時期に高値で手に入れた不動産や有価証券の処理ができずに不良債権化させているようなバブル型企業の残党を淘汰する効果はあるにせよ、その反面で、健全な設備投資資金や運転資金が返済できない、あるいは担保不足になって不良債権化しているバブルとは関係のない普通の企業のさらなる経営悪化や倒産を招くことも回避することはできないでしょう。

そうした企業を救済するような中小企業対策や雇用対策も並行して実施が検討されているようですが、今回は政府が各銀行の不良債権選別にまで踏み込んで対応でもしない限りは、やはり実効性は希薄でしょう。そして今回の政府の不良債権対策も、おそらくまた健全な中小企業に皺寄せをし、さらにまた実際に目に見える形の大きな痛みを日々露見化させていく結果に終わってしまう可能性が高いように思えてしまいます。(続く)


2002.10.07

たかがパソコン、されどパソコンVol.4(Business & Life共通)

「道具は命」と言われるように、一般的にその道の優れたプロフェッショナルは、それぞれのビジネスツールをとても大切にします。

最も仕事の道具を必要としないであろう手書き作家であっても、お気に入り愛用のぺンや特注の原稿用紙などがあるものです。

私の飲み友達の大工の棟梁は、あまり普段真面目に仕事はしないのですが、日々の大工道具の手入れは欠かさず、彼の道具は錆一つなく砥がれ磨かれて、長年愛用の道具箱にきちんと整理して収められています。

私のヘアーカットをしてくれている美容師の彼は、一本数十万円もする鋏を何本も持っていますし、その切れ味たるや無音で触るかどうかのうちに髪が溶けてしまうかのようなスムースさです。

学生時代からの友人であるコマーシャルフォトグラファーは、35mmから6cm×4.5cm、6cm×6cm、4inches×5inches、8inches×10inches、各種デジタルカメラやデジタルパック、照明機材まで、様々なメーカーのフルセットを使い分け、それぞれ個別の完全耐久防水専用ケースで保管し、もちろん常に手入れも万全です。(続く)


2002.10.04

たかがパソコン、されどパソコンVol.3(Business & Life共通)

私はビジネスユースとしてフルにパソコンを活用するようになって久しく、自身のビジネスデータだけでなく、クライアントの社外秘データやプライベートのデータも、すべてー元管理をしていますので、日頃からデータのバックアップはこまめにとるように習慣付けています。

基本的には毎日実行するのですが、これがなかなかに時間と手間を要する作業であって、日々のちょっとした理由からついなおざりになりがちです。もちろんクライアントのデータに更新や追加があった場合には、その都度バックアップを欠かしませんが、変更したデータが自身のデイリーファイルだけであったりすると、バックアップを翌日以降に先送りしてしまうことは日常茶飯事です。

そんなたまたま案件と案件の合間の、ビジネスデータにまったく更新や追加がなく、一週間近くもバックアップを先送りにしていた際に、今回のハードディスクの故障は起きてしまいました。こまめに毎日バックアップをとっている時には何も起こらないのに、まったく皮肉なものです。(続く)


2002.10.01

たかがパソコン、されどパソコン2(Business & Life共通)

デスクトップに比較すればノートは壊れ易いでしょうし、私はほぼ常時どこに出かける際にも携行していますし、日々の絶対的な使用時間も非常に長いですからなおさらかとは思いますが、それにしてもパソコンはまだまだ脆弱なツールだと言えます。私は物は大切に長く使うほうだと自負しているのですが、それでもいつも何かのどこかが壊れているような状況です。

私は最初に触れたパソコンがMacintoshで、以来ずっとMac Userなのですが、今回修理に出したB5サブノートを購入した1年半ほどの間にWindowsを併用するようになり、最近ではこのWindowsB5サブノートがほぼメインマシン化していただけに、今回の故障には大きな負の影響を受けてしまいました。

このWindowsノート導入の動機は、何と言ってもバッテリーも含めて1.3kgという軽量さと、主流であるWindowsと自らのMacintosh環境を共存させる必要性が生じてきてきたことでした。(続く)