DAILY SHORT COLUMNS - Daily Business - |
2002.11.28 | 代理母斡旋のコミッション Vol.17
つまるところ、税金先にありきという私達のほとんどが疑うこともない現状の制度が、諸悪の根源的原因なのです。 昨今の税金の使われ方に満足している一般国民は、一体どれほど存在しているのでしょうか。銀行や大企業ばかりが救済され、現実の需要とはかけはなれた公共投資、反面の貧しい社会福祉・・・、枚挙にいとまがないほど不公正さ不公平さ、そして無駄に満ち満ちているのです。 民間の企業を例にとってみても、どこに有り余る予算が先にあって、それからどんな事業をしようか考えるような企業が存在するでしょう。ましてや事業の採算は度外視されており、誰の責任も追及されることはないのです。こんな尋常ではない状況に、私達のほとんどが疑問すら持たない・・・、私にはこのことが不思議でならないのです。 まずは何より先にプランありきですし、それからプランに基づき試算をし、事業予算計画を策定すべきではないでしょうか。若干の余裕を見たとしても、必要額が決まってから税金を現状の比率に応じて国民に税負担を求めればよいことなのです。 こうした本来あるべき体制下においては、プランなき者、そして社会的目的のない者に一般国民が搾取される状況も生まれません。カネのないところに有象無象は集まることはないのです。(続く) |
2002.11.23 |
私は周囲の人達によく珍しがられるのですが、日本語入力の際にはかな入力を、そして英語入力の際にはローマ字入力を使用する併用派なのです。 世間では圧倒的にローマ字入力が主流のようですし、私の周囲でも、使いもしないカナが併記されているキーなどデザイン的にも醜悪だと、キーボードを海外仕様のものに交換してしまっている知り合いも目立ちます。 キーも倍の数覚えなければならずたいへんでしょうとも言われますが、私にとっては日本語を英字で入力することは左手で箸を使うようなもので、できなくはありませんが、直感性に乏しいうえに思考を発展させていきづらいのです。 私は今このコラムを出張先から戻る移動中の電車内でPDAで書いているのですが、手書き日本話テキスト変換アプリケーションを別途購入インストールして使用しています。サードパーティー社製の折り畳みキーボードも携行していますが、それはカナ表記のないローマ字入力専用であることもあって、若干日本語認識変換の精度に問題があり、何度か入力し直したりする面倒があるにもかかわらず、大抵は手書き入力モードによりちまちまコラムを書いています。(続く) |
2002.11.22 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.21(Business & Life共通) 私もパソコンを使用し始めた当初は類に洩れず、まさにパソコン自体にはもちろん、メーカーやベンダー、さらに販売店の思惑に翻弄され続け、便利さや快適さを享受するどころか、膨大な時間と手間、そして費用を浪費したものです。 前述のデザイン会社を興した際の過剰初期投資に始まって、その後も今から思えば随分と無駄な買い物をしてきたものですし、解ってしまえば簡単な事柄やそもそも不要な事柄に対しても、相応の時間と手間を費やしました。 私は元来究極的な文科系でしたし、もともと苦手意識が強いパソコンなどを使用しないで、従来どおり紙とペンの世界に戻ろうかと、何度思ったかわからないほどでした。しかし、コンピューティングが必須という時代の流れや、そして何より2500万円分の投資済みの機器をビジネスに活用していくために、もはや私には後戻りは許されませんでしたし、必死にスキル習得に励んだものでした。 まずはキータイプからです。私はもうこの10年毎日欠かさずパソコンと長時間向き合っていますが、未だにブラインドタッチができないのです。ほとんど無意識に指は動きはするのですが、まだ視線をキーに走らせていないと、ところどころでミスタッチが起こります。したがって、移動中の車中などの暗い場所でパソコンを使用するために、常時手元を照らすUSBライトを携行しています。(続く) |
2002.11.21 |
代理母斡旋のコミッション Vol.16 ここまで延々長きにわたって、ODAを題材として、従来から現状につながる歪(いびつ)な経済構造のある本質的ー面を考察するにあたって、諸悪の根源的要素として集約されている二点のうちのー点、―般大衆の多くに顕著な自立心の欠落について記述してきました。 もう一点の諸悪の根源的要素、それは現状における税制です。 右肩上がりの経済成長と企業の永続性という神話も崩れ、返済不能な膨大な借金体質が白日の下に晒され、迫り来る高齢化社会における福祉も破綻し、人の数よりはるかに少ないパイを奪い合うこれからの21世紀という弱肉強食の経済戦国時代を迎えようとも、最後まで存続していくであろう窮極の安定収入、それが税金です。 私達の税金で扶養される公務員の数は、今後減少の一途を辿っていくことでしょうが、ここでも醜い生存競争を勝ち抜き、最後まで生き残る輩(やから)が必ず存在するのです。 カネの集まるところには、どこからともなく大勢の人が集まります。カネの匂いを嗅ぎ分けられる人々は、経済が先細る昨今のようなご時世においてはなおさらのこと、意識の有無にかかわらず、手を変え品を変え、よってたかって税金に群がることとなるのです。(続く) |
2002.11.18 |
代理母斡旋のコミッション Vol.15 そして、公正かつ公平な、また社会的弱者や競争の敗者に優しい社会づくりの必要性というコンセンサスを高めていくことができれば、それがやがて世論となり、搾取する側を糾弾する風潮が生まれ、搾取する側も自らの立場や権利を守るためだけの消極的防衛意識に基づくものであったとしても、それなりの行動を次第に余儀なくされていくことでしょう。 そしてさらに搾取される側を最低限擁護せずしては搾取する側に留まることが許容されないような社会通念が形成され、またひいては、搾取するされる関係自体が消滅し、相互に理解納得をし合ったうえで役割分担としての指導する側とされる側という関係にまで高めていくこともできるでしょう。 そして最終的には、指導するされるという双方の立場自体がフレキシブルに設けられたり解消されたり、またそれぞれの分野での得意不得意、あるいは本人のやる気の有無などによりシームレスに立場の転換が行われるようになれば理想的といえます。 いずれにせよ、搾取される側が、まずは搾取する側への依存従属意識を捨て去り、自立心と自尊心を養っていくことからしか、公正かつ公平な活気ある社会づくりは一歩たりとも進んでいくことなどありえないのです。(続く) |
2002.11.17 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.20(Business & Life共通) 目指すところのライフスタイル具現化のために、私が常日頃心がけているポリシーのいくつかを以下に列挙してみます。 1 競争社会から協調社会に移行する国際社会におけるグローバルな視点を持ち続けること 2 すべての結果を、次の結果に至るある一つの過程として認識することで、失敗を恐れず成功にも満足しないこと。但し同じ失敗は二度と繰り返さない 3 ビジネスの上では、顧客の完全な満足を目指し、成功報酬を原則とする 4 モノを売らず、情報あるいはサービスを、ひいては自分自身を売るビジネスの構築 5 固定クライアントあるいはインターミディエイトクライアントに依存をせず、広く限定しないエンドユーザーとの直接取引を目指す 6 一個人としての生活基準に基づいた最小限の投資と、相対基準に依らない絶対基準に依る価格の設定 7 口頭に依らず、文書に依る報告・連絡・相談により、情報の正確さの維持と記録保存を怠らない 1〜3は基本的事柄ですが、4〜7は私にとってまさにパソコンならびにインターネットの存在によって初めて可能たらしめられる事柄です。(続く) |
2002.11.12 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.19(Business & Life共通) そんな当時今となればまったりとした日々のネット環境の恩恵を享受しつつ、私は現在のような生活と仕事のスタイルの確立を思い描き始めたのでした。 一言で言うならば、それは時間と場所に左右されずに暮らしていくスタイル、つまり現在のパーマネントトラベラー(終身旅行者)としての何物にも属さず何者にもならず窮極的には何もしないというライフスタイルです。 正確に言えば、限定したいかなる社会や組織にも属さず、何らかある一定の職業にも就かないで、強制されるあらゆる制約を排除しつつ自己の実現を模索し、主体的かつ積極的にそしてグローバルに生きる術を創り上げるということですし、それはインターネットによって初めて可能たらしめられるものなのです。 私は、二十歳代後半で初めて自ら起業し、その後結果的に大きな失敗をしてしまったその一連の経験とその後の事業再建の過程において、現在もなお日々構築しつつある前述のような自らが目指すスタイルの必要性を強く認識し続けてきました。(続く) |
2002.11.11 |
代理母斡旋のコミッション Vol.14 誰が最も上に立つ勝者なのかもなかなか判らず、一部の搾取する側と大多数の搾取される側という社会の構図だけが存在し、搾取する側が搾取される側を擁護救済するという仕組みを持たないことが、私達の現状の社会の欠陥であると思うのです。 政府も官僚も大企業のトップの多くは、昨今すっかりとサラリーマン化してしまい、事無かれ主義の自らの立場と権利の防衛擁護しか念頭にないのですし、そういう人達が糾弾されるような常識は、現状まだまだ成熟していないのです。 それに搾取する側もされる側もほとんどの人達は、結局は自らの利益だけを追及しているに過ぎないのですから、せいぜい一部で搾取する側とされる側に入れ替わりが生じる程度であって、全体的な視点から見れば、誰が搾取する側であれされる側であれ、第三者にとっては何の違いもありません。つまり事態が改善される要素は悲しきかなどこにも存在していない現状なのです。 まずは私達が、社会や組織に対する依存精神を棄て、自立した一個人としての誇りを強く持つことが最初の一歩です。(続く) |
2002.11.10 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.18(Business & Life共通) 私の生活と仕事のスタイルは、まさにインターネットの浸透と関連技術の進歩とともに歩み変遷を続けてきた感があります。 それにしてもハードウェアとソフトウェアの進歩は、この10年ほどの間に私が夢描いたイメージを日々具現化してくれました。 私が初めてネットにつながった際には、モデムスピードがまだ9600bpsの頃で、やがて14400bpsが登場し、そのうちに33600bpsになる頃には、随分早くなって必要充分と感じていたものです。ISDNの登場が噂になった際には、それはまるで夢のスピードに思えたものでした。 当時私が使用していたAppleのラップトップのスペックは、CPUが旧68K |
2002.11.08 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.17(Business & Life共通) 業務上の連絡については、やはりFAXを使用することになるのですが、FAXは送受信に要した時間分の国際電話料金がかかってしまいますし、連絡のボリュームが大きい場合には航空宅配便を利用しますが、それではどうしても数日のタイムラグが発生してしまうことになります。 今であれば、インターネットを通して全国紙ばかりでなく地方紙に至るまで全紙の新聞を無料で購読できますし、その他様々な有益情報を入手することもできます。また、簡単なやりとりであればメールで必要充分に、大量の書類もスキャナーでファイル化圧縮して送信すれば、瞬時に相手に伝達することが可能です。さらに、静止画はもちろん動画も、またビデオチャットすらも簡単な周辺機器とアプリケーションで可能になりましたし、それらが海外においても市内通話料金でフルに使用することができるのです。 さらに以前であれば、渡航している間の国内での家賃や公共料金などの決済についても、第三者に依頼をしていく必要がありましたが、今であれば取引銀行のネットサービスやネット専門銀行を利用して、あらゆる決済が24時間どこからでも可能になりました。(続く) |
2002.11.07 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.16(Business & Life共通) 海外においても、変圧器や滞在国に適応する各種プラグといったプラスアルファーの機器は必要になりますが、基本的に電話回線のあるところであればネット接続環境の確保が可能です。 プロバイダーのローミングサービスに加入して、事前に滞在予定国のアクセスポイントの電話番号を調べておくなどの付随準備は必要ですが、一昔以前の長期海外滞在の際の不便さに比較すればまさに雲泥の差、ほとんど国内にいるのと大差のないだけの様々な情報を入手できるばかりでなく、業務連絡や家族や友人との私的な通信も、簡単かつリーズナブルにできるようになりましたし、そもそもわざわざ渡航する必要性自体が大幅に減少してきているといえます。 ネットが浸透する以前の長期海外滞在時には、多くの日本人が在住しているような先進諸国ならば邦字新聞の入手も可能なのですが、大抵は数万円もの費用を支払って指定先に一日遅れで毎日届けてくれるようなサービス会社を利用することになります。英字新聞を購読しても、日本国内のニュースは非常に限られていますし、他に主体的な国内の情報入手の方法がないのですから仕方がありません。(続く) |
2002.11.06 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.15(Business & Life共通) もはやフィルム銀塩カメラは、厳しいクオリティーが要求されるプリントアウトを前提とする際や商用印刷原稿としての用途以外では、めっきりと使用しなくなってしまいました。 それにネガやポジ、コンタクトプリントやオリジナルプリントなどの整理保存が必要な銀塩カメラに比較して、すべてHDD内に収まってしまうデジタルカメラには大きな優位性があります。 こんな具合いに、これまでのビジネスデータや日々進行中の案件に関するデータ、あるいは画像や参考資料など必要なデータすべてを、つまるところ自分のオフィスを丸ごと常時持ち歩いているかのような私のモバイル環境は、私の生活と仕事のスタイルを一新させてしまいました。 そのような存在になってくると、この相応に重くてかさばるはずのA4ポータブルセットが、感覚的には軽く小さなものに感じてしまうのですから不思議なものです。 私のネット接続環境としては、日頃立ち回る先には光ファイバーあるいはADSLを敷設していますし、取引先や訪問先でも、LANケーブルやモジュラーコードにより回線を借りて大抵は事足りてしまいます。(続く) |
2002.11.05 |
代理母斡旋のコミッション Vol.13 搾取される側も、搾取する側の自らの立場を護ろうとするだけの基準に過ぎない消極的擁護に依存従属しつつ、糾弾の声をあげる勇気も持てないばかりか、そもそも自らが何処に向かいたいのか、何を手に入れたいのかも判然としない、自立からは程遠い次元から脱却していくことなくしては、ー歩も前には進みませんから現状の事態が改善されていくこともありません。 私はー方的に搾取する側を非難しているわけではありません。搾取する側に回るためには本人の能力も努力も必要なのですし、競争に勝ち残って得た立場なのですから、私達が現状の競争社会を是としてしている以上、賞賛や羨望は受けても非難されるいわれなどまったくありはしません。 それに搾取する側においても、上には上が存在するわけですし、ほとんどの人達がさらなる上を目指そうとするのが、そして誰もが搾取される側の面倒など、自分より上の立場の者の役割であって、どうして自分がと考えてしまうのが人としての自然な成り行きであると言えます。(続く) |
2002.11.04 |
深い失望感・・・/どんな対策であれ実行すべし・続編Vol.4 現状表面化している不良債権を公的資金でいくら解消したところで(それすらも限りなく難しいのですが)、またすぐに新たな不良債権が生じてきます。現状の正常な債権が、さらなる様々な企業の業績不振によって不良債権化していくからです。 どうしてこんな自明の基本論が政府も官僚も理解できないのでしょうか。あるいは解り切っていても、気付かぬ振りをしているだけなのかもしれません。まあどちらであっても同じことです。何の対策もない何も実行できない公務員など、何らの存在価値もありません。 銀行の首脳陣本人達に経営責任の明確化を委ねる無意味さと同様、公務員本人達に自らの在り様を問うたところでいたしかたありません。 悲しきかな結局のところ、私達一般国民の自立、自覚、行動からしか事態が好転していくことはないのです。自らの目で見て、自らの頭で考え、自らの言動に責任を持ちつつも主張をしていくことから始めていくしかないのです。 それにしても、大言を吐くばかりで行動しようとする自らが選任した大臣すらも擁護できないあの人が、やはり諸悪の根源ですよね。呆れるやら、腹立たしいやら・・・。 |
2002.11.03 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.14(Business & Life共通) 私は、PDAにも手書き入力アプリケーションをインストールして、手書きの手帳などと同様のアナログ感覚で使用していますが、何と言ってもパソコンと連携しているので、情報の整理や保存という意味では、紙の媒体とは雲泥の差が出てきます。必要なデータのうち、また特に必要なデイリーファイルをPDAで持ち歩けばよいのですし・・・。 最近では、ラップトップを超えてパームトップと言えるほどの小型軽量PCも登場してきているので、B5PCとPDAの組み合わせをパームトップ一台にまとめようかとも考えていましたが、やはり現状のB5PCの画面サイズの必要性やら、プロセッサーの性能などを考慮すると、まだ当面は現状の環境を維持していくつもりでいます。 外付けのほんのPDAサイズの軽量薄型HDDも40ギガバイトの容量があり、必要データの持ち歩きも、PC本体の内蔵HDDと併せて必要充分ですし、日々のバックアップメディアとしても活躍してくれています。 デジタルカメラも、本当に重宝しています。何と言っても現像が不要で、その場で見られて、誰にでもネット経由で画像が遅れるのですから・・・。(続く) |
2002.11.02B |
深い失望感・・・/どんな対策であれ実行すべし・続編Vol.3 21世紀に私達が確立していかねばならないのは、国際協調社会です。世界のバランスという視点から見れば、極論日本の物価は現状の1/3の水準で安定しつつ、それでも私達の生活や仕事が成立していくだけのまったく新たな仕組みづくりこそが必要なのです。 主要先進国もそうしたダウンサイジングに追随して物価をその水準で安定させ、世界人口の大多数を抱える発展途上国に対して、日本を含めた先進諸国にだぶついている資金や物資さらには人的資源を振り向けていくことなくしては、公正かつ公平なそして安全な社会生活を私達が営める日は永遠にやってくることはないのです。 そうした方向性に向かって今日から私達が歩を進めていくことが、もちろん最上の方策なのですが、そうした共通認識を広く一般に浸透させることの難しさや現状の既得権者達の形振り構わぬ抵抗の大きさを考慮すれば、少しでも在るべき方向に向かう対策であれば、どんなことでも実行すべしという視点から今回の政府の経済改革に期待を寄せていたのです。 こんな腰砕けの内容の経済改革であれば、このまま何もしないで自然淘汰に任せるのがかえって得策と言えます。(続く) |
2002.11.02 |
たかがパソコン、されどパソコンVol.13(Business & Life共通) 仕事柄日頃私は短期出張に明け暮れていますので、宿泊日数に応じて前述のようなA4バッグ分のポータブルセットに着替えやグルーミングキットなどが加わるのですが、そのボリュームに応じてバッグの大きさを選択できるように、同一のブランドのサイズの異なるバッグ4種類を使い分けています。 実際のところ、常時携行するポータブルセットのみで、私の仕事のほぼ90%は事足りてしまっているわけですから、まさに自分自身がいるすべての場所が仕事場であるといっても過言ではないほどのモバイル環境を構築することができました。 B5PCには、LLLの最大容量バッテリーを装着するとか、省エネ設定のプロファイルをいくつか事前に設定しておくなどの措置により、フルチャージで10時間前後まで駆動時間も伸びますから、毎日眠っている間のチャージで使用中に支障をきたしたこともありません。以前の機種では、スペアバッテリーをいくつも携行していたものですが・・・。 極論電車などでの移動中において、たとえ立ったままでもPDAがあれば、充分に日常の仕事が可能です。(続く) |
2002.11.01 |
どう取り繕ったところで、結局のところ今回も公的資金(税金)の垂れ流し、事態はまったく変わらないどころか悪化していくのは目に見えています。 船底に大きな穴が開いて水がどんどん浸入している日本丸にしがみついたところで、いずれ沈没してしまうのです。一旦は最寄の港や島に寄航して完全に修理をするとか、もう救命ボートで脱出するとかの抜本的対策をとらなければ、乗組員のほとんどは水死してしまいます。 責任追及とは第三者により初めて可能なことであって、決して銀行首脳陣本人達に委ねるものではありません。資金提供を何の見返りもなくするなどという話が一体どこの世界にあるのでしょうか。民間会社に出資するのに、担保をとったり株式を取得するのはごく当たり前のことであって、特に資金提供をする先の経営に不信を抱く際には、ある程度の主導権を握るための措置を講じておかないことには、まるで大金をそれも国民の血税をドブにすてるに等しい行為と言えます。 前回のシリーズにて言及したように、本質的にはもはやさらなる経済成長やデフレの巻き返しなど、時代の流れに逆行しているのです。(続く) |