DAILY SHORT COLUMNS - Daily Life -

 

2002.03.27

無敵の最強オバタリアン軍団 Vol.3

オバタリアン生成の主たる要因は、やはり自己本位的発想の増長と羞恥心の欠落と言えるでしょう。

これら二つの要素が揃ってしまった天下無敵のオバタリアン達よりは若干マシと言えるのかもしれませんが、羞恥心はあっても自己本位な点では勝るとも劣らない有閑オバサマ族の迷惑度も目に余りますし、彼女達にはその自覚すら欠落してしまっていることが最大の問題点なのです。

こんな彼女達に育てられる子供達のことまで思いを巡らすと、暗い気分になってしまいます。自らに対しては限りなく甘く、子供達をはじめとする周りの人物に対しては限りなく厳しいのでしょうし、厳しくされる側とて自らを棚に上げた彼女達の弁など、素直に聞いているとはとても思えませんし・・・。

もちろん彼女達に限ったことではなく、老若男女問わず、自己本位な発想に満ちて羞恥心のないそしてそのことに無自覚な人達は多く社会に存在していますし、昨今の社会情勢が不安定な時代においては、普段は常識的な人物であっても、例えばリストラなどで窮地に陥いることによって、その本性が露呈してしまうケースもあります。(続く)


2002.03.19

無敵の最強オバタリアン軍団 Vol.2

それにしてもいつも理解に苦しむのですが、どうしてここまで世間にオバタリアンが蔓延してしまうのでしょうか。オバタリアンと双璧を成しているのが、レストランのランチタイムや昼下がりのカフェやホテルのラウンジを大勢で占拠する有閑オバサマ族です。もちろんどちらにも属さない一般的なオバサマ方も多いのでしょうが、彼女達は普通であるがゆえに目立ちませんから、どうしても世間にはオバタリアンや有閑オバサマ族ばかりが目立ってしまうことになります。

仕事柄私はクライアントとの打ち合わせなどで、以前は彼女達に遭遇してしまう機会が多かったのですが、最近では彼女達を避けて店を選ぶようになりました。デザートビュッフェタイムなどにでもぶつかってしまおうものなら、ケーキに群がるオバサマ族の迫力は、電車の空席を目指してなだれこむオバタリアン達に優るとも劣らない勢いがあります。次から次へと彼女達のお腹に消えていくデザートの山と次々と補充をして走り回るウエイター達の熱気にほだされていたのでは、もはや打ち合わせどころではなくなってしまうのです。(続く)